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Windowsが短時間でロックされ、設定変更も原因特定もできない

侑美

PCを5分ほど離席しただけで画面がロックされてしまい、パスワードの再入力が必要になります。

設定をどこを確認しても、関連する項目が見当たりません。スクリーンセーバーは無効にしており、画面のタイムアウト設定もすべて「なし」に設定していますが、状況は変わりません。

この問題を解決し、自動ロックされるまでの時間を60分程度に延長、あるいは可能であれば無効にするにはどうすればよいでしょうか？

田口尚希

以下のグループポリシー設定を確認してください。

コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > コントロールパネル > 個人用設定 を開き、「ロック画面を表示しない」を有効にします。

ユーザーの構成 > 管理用テンプレート > コントロールパネル > 個人用設定 を開き、「スクリーンセーバーのパスワードで保護する」を「無効」に設定します。

コンピューターの構成 > ポリシー > Windows の設定 > セキュリティの設定 > ローカル ポリシー > セキュリティ オプション

を開き、「対話型ログオン: コンピューターの非アクティブ状態の制限」を0秒に設定します。

侑美

田口尚希

ご提示いただいた選択肢が私の環境では見つかりません。「コンピューターの構成」などをスタートメニューで検索しても、Edgeで検索結果が開くだけです。私の環境に合った手順を教えていただけないでしょうか。

アキヒロ

侑美

お使いのWindows 10のエディションによって手順が異なります。

Windows 10 Pro/Enterprise の場合:Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、gpedit.mscと入力してローカルグループポリシーエディターを起動します。その後、前回のアドバイザーが提示した手順をお試しください。

Windows 10 Home の場合:Homeエディションではグループポリシーエディターが使用できないため、レジストリを直接編集します。Windowsキー + Rを押し、regeditと入力してレジストリエディターを開きます。左側のペインで、次のパスに移動します: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System右側のペインで右クリックし、「新規」 > 「DWORD (32ビット) 値」を選択します。新しい値の名前を InactivityTimeoutSecs とし、値を 0 に設定します。

免責事項: レジストリの編集は、誤るとシステムに深刻な問題を引き起こす可能性があります。上級ユーザー、管理者、ITプロフェッショナルを対象としています。作業前には、必ずレジストリのバックアップを作成してください。バックアップと復元の詳細については、こちらの記事をご参照ください。

侑美

アキヒロ

以前の回答に欠けていた重要な情報(gpedit.mscを呼び出す必要がある点)のおかげで、長年悩まされていた問題が解決しました。

Assistant

解決済みのようですが、補足情報として別の原因も考えられます。

Windowsの電源オプションには、デフォルトで非表示になっている「システム無人スリープタイムアウト」という設定があります。これが意図しないロックの原因になることがあります。

この設定を表示させるには、まず管理者権限でコマンドプロンプトまたはPowerShellを開き、以下のコマンドを実行します。powercfg -attributes SUB_SLEEP 7bc4a2f9-d8fc-4469-b07b-33eb785aaca0 -ATTRIB_HIDE

コマンド実行後、以下の手順で設定を確認・変更できます。

「コントロールパネル」>「電源オプション」を開きます。

現在使用している電源プランの「プラン設定の変更」をクリックします。

「詳細な電源設定の変更」をクリックします。

開いたウィンドウで「スリープ」>「システム無人スリープタイムアウト」の項目が表示されるので、ここの値を希望の時間（例: 60分）に変更するか、0に設定して無効化します。

この設定が原因であるケースも多いため、同様の問題に遭遇した方はこちらも確認してみてください。