新しいWindowsキーボードに搭載されたCopilotキーの無効化や再マッピングに関して、コミュニティで報告されている最も効果的な方法をまとめました。
主な解決策は、Microsoft公式の無料ツール「PowerToys」を使用することです。 PowerToys内の「Keyboard Manager」機能を利用します。
お使いのPCのモデルによって、Copilotキーの認識方法が異なるため、以下の2つの方法を試す必要があります。
- 方法1:ショートカットとして再マッピングする(最も成功率が高い方法)多くのPCでは、Copilotキーは単一のキーではなく、
Win + Shift + F23
のようなショートカットとして登録されています。 この場合、以下の手順で設定します。1. PowerToysのKeyboard Managerで「ショートカットの再マッピング」を選択します。 2. 「ショートカット」の入力欄を選択し、物理的にCopilotキーを押して、登録されているショートカットを自動検出させます。 3. 「送信先」で、割り当てたいキー(例:Ctrl (Right)
)を選択するか、「無効」を選びます。 - 方法2:単一キーとして再マッピングする一部のPCでは、Copilotキーが独立したキーとして認識される場合があります。その場合は、以下の手順を試します。1. PowerToysのKeyboard Managerで「キーの再マップ」を選択します。 2. 「物理キー」でCopilotキー(例:
F23
として表示されることがあります)を選択します。 3. 「マップ先」で、目的のキーを選択するか、「無効」を選びます。
補足情報:Microsoftは、将来のWindows 11アップデートで、OSの標準機能としてCopilotキーの動作をカスタマイズできる設定を追加することを発表しています。 これが実装されれば、PowerToysを使わずに簡単に設定変更できるようになる見込みです。