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Macで使用した外付けドライブがWindowsでフォーマットできない

以前Macのバックアップに使用していた外付けドライブを、Windowsコンピュータで使用するためにフォーマットしようとしています。

ドライブをPCに接続しても、右クリックメニューなどに「フォーマット」の選択肢が表示されません。おそらくMac独自のフォーマット形式（HFS+やAPFSなど）が原因だと考えていますが、Windowsで利用できるようにするにはどうすればよいでしょうか？

こんにちは。

Macで使用されていたドライブの場合、Windows標準の「ディスクの管理」ツールではパーティション情報を正しく認識できず、フォーマットオプションが表示されないことがよくあります。その場合は、diskpartコマンドを使用してディスクを完全に初期化する必要があります。

以下の手順を試してみてください。

スタートメニューでcmdと入力し、「コマンドプロンプト」を管理者として実行します。

コマンドプロンプトのウィンドウで diskpart と入力し、Enterキーを押します。

diskpartが起動したら、list disk と入力し、PCに接続されているディスクの一覧を表示します。

一覧から、容量などを参考に対象の外付けドライブのディスク番号を確認します。

select disk X と入力します。（Xは先ほど確認したディスク番号に置き換えてください）

警告：次のコマンドは選択したディスクのすべてのデータを完全に消去します。ディスク番号に間違いがないか、必ず再確認してください。

clean と入力し、ディスクのパーティション情報をすべて消去します。

成功したら、create partition primary と入力し、新しいプライマリパーティションを作成します。

この後、Windowsの「ディスクの管理」ツールを開くと、新しいパーティションのフォーマットを促すウィンドウが表示されるはずです。表示されない場合でも、「ディスクの管理」上で未割り当てとなっている該当ディスクを右クリックし、手動でフォーマットとドライブ文字の割り当てを行ってください。

シンデンカホ

ありがとうございます！

教えていただいた手順で、無事にディスクをフォーマットすることができました。

以前はグレーアウトして利用できなかった「ドライブ文字とパスの変更」も実行可能になり、これを設定したところ、ようやくファイルの書き込みができるようになりました。大変助かりました。

シンデンカホ

シンデンカホさんの回答は的確な解決策ですね。補足させていただきます。

diskpartのcleanコマンドは非常に強力で、選択したディスクのすべてのデータとパーティション情報を完全に消去します。ディスク番号を間違えると、OSが入ったディスクなど、意図しないディスクのデータを失ってしまう危険性があります。

list diskで表示されるディスクのサイズなどをよく確認し、対象のディスク番号を絶対に間違えないよう、細心の注意を払って操作してください。

一般的に、Macフォーマット(HFS+/APFS)のディスクは、WindowsのGUIツール「ディスクの管理」からパーティションを直接削除・変更できないことが多いため、このようなコマンドラインでの強制的な初期化操作が必要になります。