【上級者向け】レジストリ編集による自動ログイン設定
netplwizや設定画面で必要なオプションが見つからない場合、レジストリを直接編集して自動ログインを強制する最後の手段があります。注意:レジストリの編集はシステムに深刻な影響を与える可能性があるため、自己責任で慎重に実行してください。
Windowsキー + Rキーを押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログにregeditと入力してレジストリエディターを開きます。
左側のペインで、以下のキーに移動します。HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
右側のペインで、以下の値を確認・変更・作成します。
AutoAdminLogon: この値をダブルクリックし、「値のデータ」を1に変更します。存在しない場合は、右クリック > 新規 > 文字列値で作成します。
DefaultUserName: この値に、自動ログインしたいユーザー名(Microsoftアカウントの場合はメールアドレス)が正しく設定されていることを確認します。
DefaultPassword: この値が存在しない場合、右クリック > 新規 > 文字列値でDefaultPasswordという名前で作成します。作成した値をダブルクリックし、「値のデータ」にお使いのアカウントのパスワードを入力します。セキュリティのため、この操作を行うとパスワードが平文で保存されることに注意してください。ローカルアカウントでパスワードを設定していない場合は、この値は不要です。
レジストリエディターを閉じ、PCを再起動します。
この設定により、Windowsは起動時に指定されたユーザー名とパスワードを使用して自動的にログインを試みます。